できるだけ痛みを抑えた治療
当院で、できるだけ抜かない、
削らない治療を目指しております。
なるべく患者様の負担が少なく、一人一人に合った治療を提供できるようにしております。
痛みが苦手という方は遠慮せずにご相談くださいませ。
痛みが苦手な方や、削られるのが怖いといった患者様は多くいらっしゃると思います。そのような不安を取り除くために、当院では麻酔はもちろん精神的な部分のケアもしております。例えば、麻酔をするときにはいきなり注射を打たず、先に表面麻酔をします。また、腫れていたら薬で痛み止めを行います。
歯石除去においても機械で取るのは怖いと訴える方もいます。そんな患者様の為に取り組んでいることの一つに、高圧なもので圧をかけてお水と一緒にパウダーで歯の表面に当てるということをしています。そうすると痛みが少なく綺麗に歯石を除去することができます。
当院では、仕事や家事などで忙しく長期間歯科医院に通う事が出来ないといった患者様のために、短期で治療を行うシステムを導入しております。
1回の治療にかける時間を長く取り、1回で4回程度の治療を行い全体にかかる時間を短縮しています。まず初めに患者様のお口の中を見させていただき、虫歯の箇所を確認します。その際に写真を撮り、この歯は削らないといけない、抜かないといけないなど患者様には細かく説明をさせていただきます。そのうえで何回程度の治療で終わるのかを説明させて頂きます。
1回の治療時間はかかってしまいますが、治療回数を少なくしてなるべく短期間で終わらせたいという患者様におすすめのシステムです。実際かかる費用や治療方法なども、きちんと説明させて頂いたうえで治療を行います。
虫歯は歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)が食べ物から栄養を取り、作った酸によって歯が溶けてしまった状態です。
初期段階では痛みはほとんどありませんが、虫歯が進行していくにつれ、冷たいものや甘いものを食べた時に歯がしみるようになります。虫歯を放置しておくと、歯が溶けて痛みは腫れが出る事もあります。
なるべく早めの治療や定期的な検診 を心がけて虫歯を予防するようにしましょう。虫歯の進行は以下の流れになります。
初期の虫歯
(C0)
エナメル質の虫歯
(C1)
象牙質まで進んだ虫歯(C2)
神経まで進んだ虫歯
(C3)
歯根だけ残った虫歯
(C4)
まだ歯に穴は開いていない虫歯の初期の段階です。
表面が溶かされてツヤがなくなり、白く濁って見えたり、薄い茶色になったりします。痛みなどの自覚症状はありません。歯を削らなくても、適切なブラッシングやフッ素塗布などの処置で治療をはかることが可能です。
歯の表面(エナメル質)がさらに溶け、限られた狭い範囲に穴が開いている状態です。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。C0と同様に、適切なブラッシングやフッ素塗布なのど処置で進行を防いでいく事は可能です。
虫歯が歯の内部にまで広がり、エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行している状態。強い痛みを感じる事はありませんが、冷たい食べ物や飲み物で歯がしみたりします。この段階まで虫歯が進行してしまうと、歯を削るなどの治療が必要となり、削った後は詰め物 (インレー)を詰めて補います。
虫歯が神経(歯髄)まで進んでいる状態です。表面の穴は必ずしも大きくなく、内部で広がっていることがあります。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。この段階まで進行すると、神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、クラウン(被せ物)を被せます。大がかりな治療が必要になってきます。
歯の見える部分がほとんど溶けてなくなってしまい、歯根まで虫歯になっている状態です。神経(歯髄)が露出し、細菌に感染すると、根の先に膿が溜まったり、痛みが起こったりすることがあります。この段階まで進行すると、抜歯を検討しなければいけなくなります。抜歯後は、インプラント・入れ歯・ブリッジなどの補綴治療で歯の機能性・審美性の回復をはかります。
~虫歯を放置していると~
痛みがなくなったからと言って、虫歯を放置していると細菌や膿が溜まり、痛みや違和感を引き起こします。
お口と身体は密接に関係しており、お口の健康を維持することは身体の健康を維持する事にも繋がっていくのです。
歯が痛くなってから歯医者に通うのではなく、まずは予防することを意識して取り組み、
それでも虫歯になってしまった場合には早期に治療を行う事が大切です。
大野歯科医院へお越しいただき、定期的な検診を受けてください。
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